LEDライトが光源のスカイランタンを夜空に飛ばし、抹茶を楽しむ「くらやみ茶会&祈りのスカイランタン」が11月30日夜、福井県敦賀市原の西福寺で開かれる。定員30人で参加者を募っている。
老朽化が進む同寺の御影堂の修復のため、浄財を集めて同寺の負担額約2億円の一部に充てたいと同寺と有志が初めて開く。
イベントは国指定名勝、書院庭園で行う。午後6時半から受け付け、同7時から茶会が始まる。同8時からの読経の後、ひも付きのスカイランタンを約20メートルの高さに浮かべる。
10日夜には関係者でスカイランタンの試験飛行を行った。同寺の僧侶、西澤明登さんは「修復が必要な御影堂の現状を知ってもらえたら」と話していた。
参加費は、抹茶とスカイランタンのセットが3500円、抹茶のみは千円、観覧が500円。材料費などを引いた一部が御影堂修復に向けた浄財に充てられる。