プログラムを紹介する実行委員会委員や出演者=金沢市の石川県立音楽堂

プログラムを紹介する実行委員会委員や出演者=金沢市の石川県立音楽堂

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楽都音楽祭 有料プログラム70公演発表

北國新聞(2019年12月7日)

 来年4月28日~5月5日に開催される「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭2020」(北國新聞社特別協力)の有料プログラムが6日、金沢市の石川県立音楽堂で発表された。13年ぶりの来日公演となるアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団やベトナム国立交響楽団をはじめ、気鋭の指揮者や名ソリストらが出演し、約70公演を繰り広げる。
 5月3~5日の本公演では、ミヒャエル・バルケさんの指揮でトスカニーニ・フィルがベートーベンの「レオノーレ序曲第3番」、ヴェルディやプッチーニなどオペラの名曲を披露。4日は沖澤のどかさんの指揮で、ベトナム国立交響楽団がベートーベンの「エグモント序曲」を奏でる。
 クラシックギターの巨匠ペペ・ロメロさんや英国人ソプラノ歌手シャーロット・ド・ロスチャイルドさん、ベネズエラ生まれの指揮者エンルイス・モンテス・オリバーさんらも登場。東京五輪・パラリンピックに合わせたプログラムや、能楽とクラシックの共演も行われる。
 発表会見で、実行委の池辺晋一郎会長と県音楽文化振興事業団の三国栄専務理事があいさつし、山田正幸チーフ・プロデューサーらが公演内容を説明した。
 今月17日、音楽祭ホームページでチケットを先行発売する。本公演の各日程で、ウェブ限定のお得なセット券を用意する。一般販売は来年2月21日から。

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