宮崎さん(左)の講評を聞く来場者

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独創的な絵画・立体並ぶ 越中アートフェスタ砺波巡回展開幕

北日本新聞(2019年12月8日)

 「美の祭典 越中アートフェスタ2019」の砺波巡回展が7日、砺波市太郎丸の北日本新聞砺波支社ギャラリーで始まり、独創的な発想の絵画や立体造形が並ぶ。講評会があり、来場者は作者の意図や表現手法に理解を深めた。12日まで。入場無料。

 アートフェスタはジャンルの垣根やサイズ制限を取り払った美術公募展。今回の巡回展では平面、立体両部門の大賞と優秀賞、奨励賞の計33点を展示した。

 講評会では、立体部門の審査員を務めた彫刻家の宮崎雅司さん(78)=南砺市井波=が解説した。立体部門の大賞を受賞した田中郁聡さん(南砺市)の作品は、スギのはりの直線と大魚の曲線が力強さと躍動感を表現していると紹介。「彫刻ならではの迫力が目を引く」と述べた。講評を聞いた西出勝徳さん(78)は「ユニークな作品が多く勉強になった」と話した。

 開場時間は午前10時~午後5時。毎日午後2時から審査員による講評会がある。県と県芸術文化協会、県美術連合会主催、県文化振興財団と北日本新聞社共催。

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