福井県あわら市のあわら温泉の女将(おかみ)が手掛けるオリジナル日本酒「女将」が完成し12月10日、同市のセントピアあわらでお披露目会があった。キレのある飲み心地で、14日から各旅館で提供される。
あわら温泉女将の会が地元農家や坂井市の久保田酒造と協力して取り組んでおり6年目。お披露目会で同会の山口由紀会長は「日本酒を通して世界中の人にあわら温泉を知ってもらえたら」とあいさつした。
久保田酒造の久保田直邦社長(58)は「甘口は桃のような香り。辛口はのどで辛さを感じられ、食事に合う」と太鼓判を押した。参加者全員で乾杯し、完成を祝った。
各旅館の食事で提供し、売店でも販売する。甘口、辛口とも税別で300ミリリットルが1600円、720ミリリットルが3500円。