空中のゴンドラから乗客役を救助した訓練=10日、妙高市

空中のゴンドラから乗客役を救助した訓練=10日、妙高市

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ゴンドラ事故の対応確認 妙高のスキー場で救助訓練

新潟日報(2019年12月12日)

 今シーズンのオープンが近づく妙高杉ノ原スキー場(新潟県妙高市杉野沢)で12月10日、ゴンドラリフトから乗客を救助する訓練が行われた。スキー場スタッフや消防署員計約30人が参加し、万が一に備えて事故発生時の対応を確認した。

 訓練は頸南消防署と合同で行い、8人乗りのゴンドラが地上約8メートルの空中で止まった想定で実施した。

 参加者はロープや滑車を巧みに使い、ゴンドラの上部まで係員と救助用具を引き上げた。ドアを開放して乗客役に帯を装着させると、声を掛け合って慎重にロープで降ろし、1人ずつ救出していった。

 同スキー場のオープン予定は21日。高橋均支配人は「危機意識や段取り、用具の使い方をこのタイミングで再確認することができた。有事の際は消防と一緒に対応できるようにしたい」と話した。

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