ランステの看板を手に「たくさんの人に銭湯に親しんでほしい」と話す相地代表

ランステの看板を手に「たくさんの人に銭湯に親しんでほしい」と話す相地代表

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銭湯ランニングステーション、元日開始 富山市27カ所

北日本新聞(2019年12月30日)

 銭湯に荷物を置いてランニングし、走った後に入浴して疲れを癒やしてもらう「銭湯ランニングステーションとやま」が来月1日から富山市内の銭湯27カ所で始まる。健康志向の高まりを受け、県公衆浴場業生活衛生同業組合富山支部(田村慎治支部長)が企画した。同組合によると、組合としてランステを実施するのは北陸で初めてという。

 ランステは、東京の皇居周辺を走る「皇居ランナー」の増加を受け、関東を中心に増えている。自宅や勤務先近くの銭湯を拠点にランニングでき、走った後に入浴することで疲労回復の効果があるのも利点だ。

 企画した背景には、近年の健康志向やランニングブームのほか、銭湯を多くの人に使ってもらいたいという思いもある。同組合によると、県内の銭湯は1971年の317軒をピークに減少し、現在の加盟店は58軒となっている。

 同支部の副支部長で開発鉱泉(富山市月見町4丁目)の相地薫代表(43)は「ランステを利用してもらい、たくさんの人に銭湯に親しんでほしい」と話している。

 利用は18歳以上が対象。同組合ホームページから専用のメンバーズカード(無料)を申し込む必要がある。

 入浴料(440円)を支払い、番台でカードを出せば、更衣室に荷物を置いて走りに行くことができる。詳細は同組合のホームページ(http://toyama1010.com/)で紹介している。

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