新潟県上越市の市立水族博物館「うみがたり」で、正月にちなんだ企画展が開催されている。来場者は、紅白など縁起のいい色合いの生き物たちに目を細め、新春ムードを味わっていた。

　企画展では白色のチンアナゴのほか、ナマコの仲間で真っ赤な体色の「アデヤカキンコ」など９種類の生き物を展示している。「子孫繁栄」の意味があるサケの卵なども並ぶ。

　東京都から家族と訪れた小学３年の女子児童（８）は、「どれも色が鮮やかできれい。上越のおばあちゃんと一緒に来られてよかった」と喜んでいた。

　同館では今月いっぱい、オリジナルおみくじを販売している。柄はシロイルカなど５種類で、１回１００円で限定５千枚。