高岡市美術館内の「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が3日、正月休みに合わせて特別開館し、大勢の家族連れらが同市出身の漫画家の世界観を楽しんだ。
藤子さんの生い立ちや初期の作品、愛用の道具などを紹介する常設展のほか、ドラえもん50周年記念「学年別ドラえもん展」では、小学館の学年別学習雑誌「小学一年生」などに掲載された作品が展示され、学年ごとにキャラクターや物語が書き分けられたことを伝える。来館者は展示品や解説に目を通し、漫画の世界を味わっていた。
同ギャラリーは2015年12月にオープン。帰省や観光で同市を訪れた人に来館してもらおうと、17年から年始は3日に開館している。