外国人観光客に新潟県をPRする漫画の展示=新潟空港

外国人観光客に新潟県をPRする漫画の展示=新潟空港

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漫画で訪日歓迎 新潟空港

新潟日報(2020年1月6日)

 新潟空港(新潟市東区)を利用するインバウンド(訪日観光客)に向け、佐渡島や日本酒づくりなどを題材にした漫画を通じて県内の魅力をPRする取り組みが、2月末まで国際線到着ロビーなどで展開されている。

 文化庁は本年度、訪日観光客の玄関口である空港を活用し、日本文化を発信する事業を全国10カ所で進めている。4番目の開催となった新潟空港では、県の文化資源である漫画やアニメを活用した。

 作品を提供した長岡市出身の漫画家小川悦司さん(50)は、代表作でアジア圏でも人気のある「中華一番!」のキャラクターが、佐渡の鬼太鼓や酒蔵見学を体験する作品を書き下ろした。また、県内の若手漫画家も佐渡をテーマにした作品を制作した。計4作品が到着ロビーやコンコースに展示されている。

 12月20日には記念式典が行われた。出席した小川さんは「空港に降り立つ観光客に絵を通じて新潟をアピールできる機会をいただけてうれしい」と語った。

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