干支の絵が入った御朱印=1月20日、福井県福井市加茂町の賀茂神社

干支の絵が入った御朱印=1月20日、福井県福井市加茂町の賀茂神社

福井県 福井・永平寺 その他

干支の神様を祀る賀茂神社の御朱印が好評 福井

福井新聞(2020年1月21日)

 干支(えと)の神様を祭っている福井県福井市加茂町の賀茂神社が今年から、干支の絵をあしらった御朱印を発行している。自分の干支に合わせた絵を選べることから好評を博している。

 賀茂神社は奈良時代、京都の上賀茂、下鴨の両神社の神霊を祭って建立され「睦月(むつき)神事」でも知られる。2008年に下鴨神社から分霊された干支の神様を、境内の七つの社で祭っている。

 賀茂神社の御朱印はこれまで、大鳥居の額に揮毫(きごう)された「賀茂下上大明神」の文字を記したものがあったが、干支の神様を祭っていることを多くの人に知ってもらおうと新たに作った。

 干支の絵は、お守りの作り方が記された「守札秘伝書」を参考にした。参拝者に好評で、これまでに十二支合わせ約500枚を発行した。発案した廣部重紀宮司(78)は「当神社ならではの御朱印をきっかけに、多くの人に由来や御利益を知ってほしい」と話している。

 1枚300円。問い合わせは同神社=電話0776(98)3086。

えきねっと びゅう国内ツアー

福井・永平寺 ニュース