白山セイモアスキー場(白山市)が2日、今季の営業を開始した。記録的な雪不足のため、当初より約1カ月半遅れ、一部区間でのオープンとなったが、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが銀世界にシュプールを描き、歓声を上げた。
運営するスノーエリアマネジメント(SAM)白山によると、白山市が合併した2005年以降で最も遅いオープンとなった。市内では白山一里野温泉スキー場が当初より1カ月遅い1月18日に開始したが、雪が減ったことから営業を一時休止し、今月1日に再開した。セイモア、一里野を除く石川県内のスキー場はオープンに至っていない。
2日の石川県内は高気圧に覆われ、晴れまたは曇りとなった。最高気温は金沢12・0度、輪島8・7度など、3月上旬から下旬並みの暖かさだった。