入賞した川柳に絵を添えて作った絵あんどん=2月5日、福井県の勝山市役所

入賞した川柳に絵を添えて作った絵あんどん=2月5日、福井県の勝山市役所

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勝山左義長・絵あんどん川柳審査 22、23日に作品展示

福井新聞(2020年2月9日)

 福井県勝山市で2月22、23日に開かれる勝山左義長まつりの絵あんどん川柳全国審査の入賞21句が5日、発表された。最高賞のかつやま"左義長"大使・椎名誠賞に菅野八恵子さん(福島県)の「躍り見る 特等席は パパの肩」が選ばれ、県内は細川正章さん(坂井市)ら3人が入賞した。

 左義長まつりの魅力発信を目的に実行委員会が企画しており、今年で8回目。全国から左義長部門に755句、世相部門に1163句の計1918句が寄せられた。

 左義長部門は「どんど焼き 次の炎は 聖火台」「笑わない 父を笑わす 絵行燈(あんどん)」など10句、世相部門は「電力を 作る会社が 作る闇」「シュレッダー みな知りたがる 秘を刻み」など10句が入賞作品に選ばれた。

 最高賞の川柳は、椎名誠さんが作品に合う絵を描く。入賞作品が入った絵あんどんは22、23日、市内の食と文化の拠点「花月楼」前に展示される。

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