石川の伝統工芸を紹介する漫画本=石川県庁

石川の伝統工芸を紹介する漫画本=石川県庁

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石川県のひみつ 県と学研プラスが漫画発行

北國新聞(2020年3月20日)

 石川県と学研プラス(東京)は、県内の伝統工芸の歴史や特徴を学ぶことができる漫画本「石川県のひみつ伝統工芸」を発行した。約1万部を県内全小学校や特別支援学校、学童保育施設などに配布した。教室や図書館に置いてもらい、社会科授業の副教材として活用してもらう。
 漫画本は各県が特産品や伝承などを紹介する「まんがでよくわかるシリーズ 地域のひみつ編」で、石川県版は全136ページとなる。輪島塗や加賀友禅、九谷焼、加賀毛針など国、県指定の伝統工芸16種に加え、加賀獅子頭や金沢和傘といった希少伝統工芸20種を網羅し、製作方法や希少性を漫画や写真で分かりやすく解説している。
 県教委が監修し、漫画は石川出身の吉祥寺笑(てらえ)さんが手掛けた。ショセキ(金沢市)が印刷した。県教委の担当者は「今年は国立工芸館も開館するので、この機会に石川の伝統工芸を学び、ふるさとを愛する心を育んでほしい」と話した。

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