富山市が提示した歩道橋のイメージ図。県道を挟み向かい合う城山公園(右)と呉羽山公園(左)をつなぐ

富山市が提示した歩道橋のイメージ図。県道を挟み向かい合う城山公園(右)と呉羽山公園(左)をつなぐ

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呉羽丘陵長さ124メートルつり橋 富山市整備案、旧国道8号上

北日本新聞(2020年3月27日)

 富山市は26日、同市茶屋町の県道富山高岡線(旧国道8号)を挟んで向かい合う呉羽山公園と城山公園をつなぐ歩道橋の整備案を発表した。長さ124メートルのつり橋で、渡る際には立山連峰のパノラマが一望できる。完成時期は未定で、早期の着工を目指す。

 同日開いた呉羽丘陵フットパス整備計画検討委員会で市が提示した。整備案では、県道から歩道までの高さは約29メートル。歩道の幅は1.8メートルで、バリアフリーに配慮し、車椅子2台が並んで進める。融雪ヒーターを設けるほかライトアップも行い、季節や昼夜を問わず散策できるようにする。

 橋の両端にそれぞれ広場を整備。民間事業者が広場を運営し、物販や飲食店などを展開することができないか検討する。

 呉羽丘陵には約15キロに及ぶ散策路「フットパス」があるが、県道による分断が課題となっていた。

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