カブトムシ飼育セットを持つ大江館長

カブトムシ飼育セットを持つ大江館長

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カブトムシ幼虫育てよう 立山自然ふれあい館

北日本新聞(2020年4月22日)

 立山自然ふれあい館(立山町四谷尾)が今シーズンのカブトムシ飼育セットの販売を始め、幼虫1匹を無料で配るサービスが家族連れに好評だ。新型コロナウイルス感染拡大で春のイベントを中止したが、直売所の営業を続けている。同館は「休校の期間中は飼育や観察を通して、自然への理解を深めてほしい」としている。

 飼育セットはケースと飼育用の広葉樹腐食土、飼い方のこつを記したしおりが付いて700円。これまで幼虫は有料としてきたが、今月19日の昆虫王国春まつりや5月5日の幼虫掘り体験を中止したため、飼育セットの購入者150人限定で幼虫をプレゼントすることにした。

 今年は四谷尾地区が地域おこしを目的にカブトムシの幼虫飼育を開始して25周年。大江茂館長は「春まつりで記念行事を計画していたが残念だ。感染終息後はイベントを楽しんでもらいたい」と話している。

 飼育セットの販売は5月6日まで。火曜休館。問い合わせは立山自然ふれあい館、電話076(462)8555。

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