能登半島など全国四つの半島を盛り上げるグループ「半島同盟」は２日までに、それぞれの地元の特産品を販売するオンラインショップ「半島商店」を立ち上げた。取り扱い商品は、加盟する女子メンバー「半島女子」が選定する。
　半島同盟は昨年６月に結成され、今年２月に神奈川県鎌倉市で食に関するイベントを開催した。能登半島からは、スギヨ（七尾市）のカニカマや能登かきなどを出品。イベントが好評だったことから、オンラインショップ設立を決めた。
　七尾湾で水揚げされたブリやなまこなどの刺身の盛り合わせや能登かきのほか、大隅半島（鹿児島県）のウナギや尾崎半島（岩手県）のウニ、唐桑半島（宮城県）のトロカツオの漬け丼などを取り扱っている。品数を増やし、工芸品なども扱う。
　能登半島を担当している圓山晃歩さん（２７）は「より多くの人が半島の魅力に触れてくれるとうれしい」と話した。