新型コロナウイルス感染拡大で体育施設の休業が続く中、運動不足を解消しようと屋外で散歩などを楽しむ人が増えている。新緑に彩られた入善町の散策路「水の小径(こみち)」でも、若者や高齢者らが一定の距離を保ちながらウオーキングやジョギングをして汗を流している。
水の小径は、町役場の南側から中央公園まで南北約1キロにわたり、並行して流れる用水から水を引いた水辺が整備されている。一角には水車によって羽根飾りが回るダイロ広場や花壇もある。
愛犬を連れて子どもと散歩していた黒部市の女性(37)は「せせらぎの音が心地よく、山の景色もきれいでリフレッシュできる」とマスク越しに笑顔を見せた。