珍しい白のマナマコ=魚津水族館

珍しい白のマナマコ=魚津水族館

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幸運呼ぶ白マナマコ展示 魚津水族館

北日本新聞(2020年5月21日)

 突然変異で体が真っ白になったとみられるマナマコが魚津市三ケの魚津水族館で展示されている。マナマコは赤、青、黒といった色のものがおり、白はその珍しさから「幸運を呼ぶ」とされる。担当者は「普段は注目されにくい生き物だが、美しい姿を楽しんでほしい」としている。

 4月下旬に魚津沖で採取された。富山湾で捕獲され同館で展示するのは、2002年以降の記録によると7例目。体長約15センチで、昨年に朝日町の海で見つかったものと一緒に展示している。マナマコは餌が十分なくても育っており、謎の多い生き物という。

 富山湾大水槽では、碧南海浜水族館(愛知)からやって来たホシエイ1匹の展示を始めた。体長約130センチの大きさで悠々と泳ぐ姿や、愛らしい口元の表情が見どころだ。

 同館は新型コロナウイルス対策として休館していたが、18日に再開した。来館者には赤外線温度計測器での検温を要請している。

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