新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込む和菓子業界を盛り上げようと、富山市八尾地域の2店が合同で特設売り場を設け、23日、営業を始めた。
小蔵亀寿堂(八尾町上新町、小蔵明宏店主)と餅の苗代屋(八尾町福島、苗代淳也代表)が、亀寿堂の店舗横に臨時の売り場を作った。
亀寿堂は例年7月から売り出す名物の白玉と麩(ふ)まんじゅう、苗代屋は自家製の団子やあんこを使ったオリジナルのパフェを販売。通行人が売り場の前で足を止め、次々と買い求めた。
市菓子工業組合会長も務める小蔵店主は「コロナに負けず、和菓子を通して八尾や市全体を元気にしたい」と話す。
特設売り場の営業は毎週土曜午後1~4時。