小矢部市の道の駅メルヘンおやべは1日、3月末から休止していた足湯を2カ月ぶりに再開した。お湯は景勝地として知られる地元宮島峡の源泉「宮島温泉」に切り替え、市の観光PRにつなげていく。
足湯はこれまで「おやべ温泉」の源泉を利用していたが、ポンプなど設備の老朽化でくみ上げが止められたため、3月末に利用を停止。その後、新型コロナウイルス感染拡大もあり、休止が続いていた。
お湯は同市名ケ滝の旅館「宮島温泉 滝乃荘」から提供を受ける。再開に合わせ、稲葉山・宮島峡県定公園など道の駅周辺の観光名所を紹介する看板を設置。湯船には、市内の園芸業者が育てたバラを浮かべている。営業は当面、午前9時~午後4時。