新たに追加された「文化遺産カード」6種類=福井県美浜町歴史文化館

新たに追加された「文化遺産カード」6種類=福井県美浜町歴史文化館

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遺跡や文化財もっと巡って 美浜町が「カード」新たに配布

福井新聞(2020年6月8日)

 福井県美浜町は、町内の遺跡や文化財を紹介する「文化遺産カード」に6種類を新たに加え、6月9日から配布を始める。史跡などをスマートフォンなどで撮影し、町歴史文化館などで提示すれば無料でもらえる。全種類集めた人に記念品を贈るカードラリーも行う。

 カードはNPO法人「古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク」(愛知県)が2010年から製作しており、全国に200種類以上ある。表は文化遺産の写真、裏には位置や歴史の解説が印刷されている。町は16年から発行し、計32種類となる。これまでに4千枚以上配布した。

 今回加えたのは、同町新庄区に伝わる子孫繁栄を願う奇祭「八朔(はっさく)祭」や7世紀ごろの円墳「乙見古墳」(北田)など。恋人を待ちながら雪に埋もれて亡くなった女性の民話が伝わる舞台「恋の松原」(気山)もある。全32種類を集めると、同館が販売しているクリアファイル全9種類がもらえる。

 同館や若狭国吉城歴史資料館、なびあすなど5カ所で配布し、場所によって配るカードの種類は異なる。

 問い合わせは歴史資料館=電話0770(32)0027。

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