魚津市松倉地区の住民が運営する朝市「松倉もちより市」の今シーズンの営業が14日、同市観音堂で始まった。新型コロナウイルスの影響で例年より1カ月余り遅くスタートし、待ちわびた人たちが新鮮な山菜などを買い求めた。
感染防止策として開会セレモニーを行わず、レジと客との間に透明シートを設置した。ヨシナやゼンマイといった山菜をはじめ、野菜や漬け物、餅などが並び、早々に売り切れる品もあった。松倉もちより市の政二正成会長は「季節に合った品物を提供していきたい」と話した。
松倉もちより市は2004年に始まり17年目。今年も毎週日曜日の午前8時半から行う予定で、新型コロナの感染状況などによって変更する可能性もある。