幅広の座席に取り換えた劇場。新型コロナ感染防止のため、座れる席を制限している

幅広の座席に取り換えた劇場。新型コロナ感染防止のため、座れる席を制限している

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座席一新!映画ゆったり観賞 富山・総曲輪「ほとり座」

北日本新聞(2020年6月17日)

 2016年9月に休館した富山市総曲輪のミニシアター「フォルツァ総曲輪」が20日、「ほとり座」と改称しリニューアルオープンする。内装や音響機材を改修し、座席はゆったりと映画を観賞できるように幅広のシートに取り換えた。当面は新型コロナウイルス感染防止のため、完全予約制で営業する。 

 フォルツァ総曲輪は2007年、市が所有するビルの4、5階にオープン。市の委託でまちづくりとやま(現・富山市民プラザ)が管理運営し、単館系映画を上映してきたが、入館者の伸び悩みや建物の老朽化で16年に休館した。路面電車南北接続で市街地を訪れる人の増加が予想されることから、市が再開を決めた。同市中央通りのシネマカフェ「HOTORI×ほとり座」を運営するエヴァートが市民プラザと賃貸契約を結び、上映業務に当たる。

 16日は市民プラザとエヴァートが会見し、施設の概要を説明した。座席は92席。新型コロナ感染防止のため、プレオープンの20日から2週間は座席数を最大44席に制限し、完全予約制で営業する。7月4日からは予約優先で1日2作品、9月のグランドオープン時は1日3~4作品を上映する。

 エヴァートの田辺和寛代表は「映画ファンや県民の皆さんの期待に応えられるよう、準備を進めてきた。ミニシアターの魅力を発信したい」と語った。

 当初は4月25日に開館予定だったが、新型コロナの影響で延期になっていた。 

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