農作物の栽培や自然の中での遊びを学ぶ親子向けプログラム「いけだ農村がっこう」が6月27日、池田町志津原の「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ(TPA)」で開校した。親子17組が、ジャガイモ掘りや大豆の種まきなどに取り組んだ。
来年3月まで全11回のシリーズ。夏はキャンプ、秋は稲刈りや収穫祭、冬は餅つきやみそ造りなどを予定。自然の中でのびのびと活動することで、子どもたちの生きる力を育む。
初日のジャガイモ掘りでは、土の中からたくさんのイモを掘りだし大喜びした。昼食にはTPAスタッフが用意した特製みそカレーを食べた。森の探検では、おやつに掘ったばかりのジャガイモを使ったじゃがバターなどを楽しんだ。
参加した男児(6)=越前市=は「ジャガイモがたくさん取れてうれしかった。夏のキャンプも楽しみ」と笑顔。"村長"を務めるTPAスタッフの附田一会さん(37)は「無事に開校できてほっとした。子どもたちには好きなことをたくさんして、とことん楽しんでほしい」と話していた。
プログラムは、池田町が進める森を生かしたまちづくり構想「木望(きぼう)の森100年プロジェクト」の一環。途中参加もできる。申し込みはTPA=電話0778(44)7474。