幻想的に浮かび上がった国立工芸館=金沢市出羽町

幻想的に浮かび上がった国立工芸館=金沢市出羽町

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開館控え「脚光」浴びる 国立工芸館、ライトアップ試験点灯

北國新聞(2020年7月15日)

 国立工芸館の開館に向けた機運を高めるため、石川県と金沢市は18日、建物のライトアップを始める。14日夜に試験点灯が行われ、趣のある明治期の洋風建築が幻想的に浮かび上がった。
 国立工芸館は、日本の工芸の全貌を鑑賞できる日本海側初となる国立美術館で、10月24日に開館する方向で準備が進められている。
 明治時代に建てられた旧陸軍の第九師団司令部庁舎と金沢偕行社(かいこうしゃ)を移築、一部を復元した。窓枠に照明が取り付けられており、外側の装飾を強調して照らし出す工夫が施されている。
 ライトアップは隣接する県立美術館、歴史博物館と同じく日没から午後10時まで実施する。金沢城鼠(ねずみ)多門(たもん)・鼠多門橋の夜間ライトアップも18日から始まり、金沢の夜の魅力がさらに高まる。

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