新潟ふるさと村（新潟市西区）と佐渡汽船商事（同市中央区）、北陸道黒埼パーキングエリア（ＰＡ、同市西区）は、それぞれの店舗限定で扱っている焼きドーナツを詰め合わせた「がんばろう新潟　なつやすみ限定　焼きドーナツセット」を合同で発売した。販売は８月末まで。

　セットは、氷菓のセイヒョー（同市北区）が監修した新潟ふるさと村限定の「もも太郎焼きドーナツ」、佐渡乳業（佐渡市）のクリームチーズを使った佐渡汽船売店限定の「佐渡クリームチーズ焼きドーナツ」、神田酪農（阿賀野市）のブランド牛乳を使った黒埼ＰＡ限定の「やすだ牛乳ドーナツ」の３個入りで５８０円。

　いずれも各店舗向けのプライベートブランド（ＰＢ）商品として、菓子店のしばうま本舗（聖籠町）が製造。県内の特産品を使い、油で揚げずに仕上げたしっとりした食感が特徴だ。通常は各店舗でしか販売しないが、新型コロナウイルスによる土産物の売り上げ低迷を受け、新潟ふるさと村がコラボ販売を提案した。

　新潟ふるさと村、佐渡汽船の新潟ターミナルと船内売店、北陸道上下線の黒埼ＰＡで販売する。新潟ふるさと村は「観光客の減少で土産店もメーカーも苦しい状況が続いているが、連携して話題づくりに努めたい」としている。