体重計に乗るレッサーパンダの赤ちゃん=7月29日、福井県鯖江市西山動物園(同園提供)

体重計に乗るレッサーパンダの赤ちゃん=7月29日、福井県鯖江市西山動物園(同園提供)

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赤ちゃんレッサーパンダ、すくすく成長 鯖江・西山動物園

福井新聞(2020年8月14日)

 福井県鯖江市西山動物園で、レッサーパンダの雄の赤ちゃんが誕生した。現在は母乳を飲む以外、ほとんどの時間を寝て過ごしており、10月ごろに一般公開を予定している。

 4歳の「かのこ」が6月27日の朝、出産した。父親は7歳の「たいよう」。昨年3月、繁殖を目的に東京都多摩動物公園から西山動物園に来たかのこにとって、初の出産となった。

 赤ちゃんはまだレッサーパンダ特有の茶色や白、黒の模様はなく、クリーム色をしている。7月29日に測定したところ、体重930グラム、頭胴長25センチ、しっぽの長さ13センチだった。この頃、性別は雄と判明した。

 市によると、かのこは産後、神経が鋭敏になっており、飼育員も必要以上に赤ちゃんに近づかないよう配慮している。西山動物園のレッサーパンダは昨年も双子の赤ちゃんが誕生しており、これで計14匹になった。

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