コミュニティーバスの運転席周辺に抗菌・抗ウイルス加工を施す業者=8月29日、敦賀市長沢

コミュニティーバスの運転席周辺に抗菌・抗ウイルス加工を施す業者=8月29日、敦賀市長沢

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コミュニティーバスに抗菌加工 敦賀市

福井新聞(2020年8月30日)

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、敦賀市は8月29日、市内11路線で運行するコミュニティーバスの抗菌・抗ウイルス加工を始めた。9月にかけて計24台の作業を進める。

 初日は、同市長沢の敦賀海陸運輸で同社が運行する8台のうち3台に施工した。運転席周辺や多くの乗客が触る手すり、つり革、座席シートなどに、専門業者がJR西日本なども採用している「空気触媒」の薬剤を丁寧に噴霧した。効果は3~5年続くという。

 敦賀海陸運輸はこれまでも、運転席周辺を透明なシートで囲ったり、乗客にマスク着用や手指の消毒を呼び掛けるなどの感染防止対策を取っている。

 9月から福井鉄道が運行する16台にも抗菌・抗ウイルス加工を施す。市は「市民や観光客に少しでも安心して乗ってもらいたい」としている。

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