下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で11日、秋作の「石川アールスメロン」の出荷が始まった。初日は市内の農家2軒が約800玉を運び込み、箱詰め作業が行われた。メロンは12日から県内や関西のスーパーなどに並ぶ。
同JAメロン部会によると、今季は市内の農家17軒が前年比20アール増の約180アールで作付けしている。7月は長雨に見舞われたが、梅雨明け後は好天に恵まれたため、全体的に例年より二回りほど大きく、高品質に育ったという。
出荷は10月上旬まで続く予定で、前年より500ケース多い約7500ケース(1ケース4~6玉入り)計約60トンを見込んでいる。