ドローン操縦を楽しむ利用客

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県内初のドローンパーク開業 立山山麓スキー場

北日本新聞(2020年9月15日)

 立山山麓ドローンパークが14日、富山市原(大山)の立山山麓スキー場極楽坂エリアでオープンした。県内初のドローン飛行場で、有資格者が同伴すれば誰でも操縦を楽しめる。新たな観光スポットとして人気を集めそうだ。11月30日まで営業する。

 スキー場を運営する大山観光開発(北野良昭社長)が、極楽坂エリア第1ゲレンデの2カ所に飛行可能エリアを設けた。北野社長は「設備投資をすることなく、オフシーズンの新たなゲレンデ活用策がスタートしてよかった」と語った。

 この日、デモフライトを行った富山ドローンスクール(同市五福)の森本康之室長は「条例などの規制があり、県内にはドローンを自由に飛ばせる場所が少ない。これだけ広ければ操縦技術の練習になる」と話した。利用客第1号で市内から訪れた病院職員、多賀徹さん(50)は「いろいろな飛ばし方ができ、楽しかった。山もきれいで爽快な気分。これからも利用したい」とパーク開設を喜んだ。

 今年は試験運用期間とし、国土交通省が認定する団体(JUIDAやDPAなど)の資格保有者とその同伴者が利用できる。年会費5千円でメンバー登録し、立山山麓スキー場のホームページから使用日・時間を予約する。営業時間は午前9時~午後3時。機体のレンタルは行わない。火曜定休。

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