射水市の新湊地区まちづくり協議会は１４日、電気三輪自動車「べいぐるん」の実証運行を始めた。観光客を街中へ回遊させるとともに、新湊、放生津地区での住民の移動に役立てる。

　同市本町のクロスベイ新湊で出発式があり、夏野元志市長と加治秀夫同協議会長が「にぎわいや住民の外出機会を創出し、新たな地域公共交通にしたい」などとあいさつ。住民や関係者らが乗り心地を確かめた。

　平日は予約を受け、アプリが最適なルートを提案して運行。病院や飲食店など４６カ所に乗降ステーションを設けた。休日はクロスベイ新湊と海王丸パークなどを結ぶルートを定時運行する。時速１９キロ以下で、定員３人。１１月２９日まで無料。

　平日利用には、アプリ「ＭＯＮＥＴバス予約」か電話での予約が必要。電話予約は海王交通専用電話０７６６（８２）６２７７。