全国屈指のプラモデル愛好家の作品を集めた「新しいカタチの模型展」(本社後援)は21日までに、小松市大文字町の和菓子店「松葉屋」に隣接するギャラリーで始まった。人気アニメのロボットや航空機、食品サンプルなど豊かな感性で精巧に仕上げられた約40点が並んだ。
新型コロナの影響で展示機会を失った愛好家の声を受け、プラモデルが趣味の松葉屋8代目である那谷龍之介さん(22)が初めて企画した。
幼児から50代までの30人が出品し、「機動戦士ガンダム」の模型を競う世界大会で日本代表選考に残ったジオラマや、和洋中の料理を精巧に表現したミニチュアなどが来場者の目を引いた。
これまで出品者が一斉に作品を搬入しながら交流を深めてきたが、今回は事前に決めた時間帯に1人ずつ持ち込む形に改め、遠方の参加者には配送してもらった。搬入作業は27日までで、展示は10月24日までとなる。