福井県福井市水越の足羽川水越橋下流の左岸河川敷で、東安居地区住民が育てたコスモスが見頃を迎えている。約30メートルに渡り約4500本が色鮮やかに咲き誇り、訪れた人を楽しませている。
まちづくり事業の一環として、昨年7月に同地区の住民有志5人が、草刈りや種まきを行ったのがきっかけ。畑の整備に参加した男性は「以前は背丈ほどある草むらだらけで、ごみも多く落ちていたため整備が大変だった」と当時を振り返る。
今年は取り組みに賛同した地域住民約50人も草刈りに参加。8月下旬ごろから白やピンクなど、多彩な色の花を付け始めた。
東安居公民館の館長は「地域の新しい憩いの場となればうれしい。来年には住民をコスモス畑に招き、演奏会などを開きたい」と話していた。今月いっぱいまで楽しめるとみられる。