店頭で存在感を放つ石川県産マツタケ=金沢市の近江町市場

店頭で存在感を放つ石川県産マツタケ=金沢市の近江町市場

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マツタケ豊作 県産も安い、店頭に並ぶ

北國新聞(2020年10月16日)

 石川県内の青果店やスーパーで15日までに、県産マツタケが並び始めた。金沢市の近江町市場にある北形青果では、店頭に敷き詰められた木箱から秋の香りが漂い、客は足を止めて品定めした。
店では先週から珠洲市産や能登町産のマツタケが入り始めた。店頭価格は100グラム当たり3千~6千円で、例年より3~4割程度安い。
 北海道産が2週間ほど遅れ9月末から出回るようになったことに加え、10月に入って豊作の岩手や長野などからまとまった量が入荷しており、国産全体が安値傾向にある。県産も9月に気温が落ち着き適度な雨があったことから生育は順調とみられる。
 「きのこの日」の15日は、シバタケなど他の県産キノコもよく売れ、この日に市場で発売された「おみちょ元気回復商品券」を使ってマツタケを購入した人もいた。北形謙太郎店長(43)は「来週が入荷のピークで、さらに値段も安くなるのではないか」と話した。

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