富山市立図書館内に隠された謎を解いてゴールを目指す参加者

富山市立図書館内に隠された謎を解いてゴールを目指す参加者

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大人も楽しめる謎解き図書館 暗号・パズル難易度高め

北日本新聞(2020年10月31日)

 富山市西町の複合ビル「TOYAMAキラリ」にある市立図書館で、「リアル謎解きゲーム」が開かれている。参加者が館内に隠された暗号やパズルを解き明かしながらゴールを目指すもので、大人も楽しめる本格的な内容で人気を集めている。11月30日まで。(安多萌子)

 若い世代の図書館利用を促進しようと、市立図書館が企画。同館が入居する4~5階を舞台に、参加者はヒントの書かれた用紙を手に館内を巡って三つのステップをクリアしていく。

 同館読書推進係によると、27日の企画開始から4日間で24人が参加し、ゴール到達率は5割弱。ゲームは中学生以上が対象で、全問解くのに1時間以上かかるなど難易度をやや高めに設定しているが、本の分類や検索といった図書館の機能を知ることが解決の鍵になっているという。同館の吉岡真和読書推進係長は「図書館が好きな人、謎解きが得意な人にぜひ挑戦してほしい」と話している。

 期間中の午前9時半~午後6時に、4階一般図書フロア窓口で受け付けている。達成者には記念品が贈られる。

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