除幕された怪物くんのモニュメントに笑顔を見せる親子と林市長(右)、倉品顧問(左)=氷見市のJR氷見駅前

除幕された怪物くんのモニュメントに笑顔を見せる親子と林市長(右)、倉品顧問(左)=氷見市のJR氷見駅前

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氷見駅前に「怪物くん」 ハロウィーンにお目見え

北日本新聞(2020年11月1日)

 富山県氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんが生んだ「怪物くん」のキャラクターのモニュメント4体がJR氷見駅前の市道約200メートルに設置され、ハロウィーンの31日、除幕された。精巧な仕上がりで、漫画の世界から飛び出してきたよう。新たな人気スポットとなりそうだ。

 市は、藤子(A)さんのキャラクターを生かしたまちづくりを進めており、中心部にキャラクター像などを並べた「まんがロード」を整備。今回の4体の設置もこの一環で、2年後をめどに北の橋から同駅まで1・8キロをつないで完成させる。

 お目見えしたのは怪物くんとドラキュラ、オオカミ男、フランケン。周囲には潜水服やタコのモンスター、いかりなどをあしらい、海のまちの雰囲気を醸し出している。高さ約1メートルの繊維強化プラスチック製で、80センチの白御影石の台座に設置した。事業費は1270万円。

 除幕式で林正之市長が「わくわくしながら歩いてもらいたい」とあいさつし、荻野信悟市議会議長が祝辞を述べた。藤子(A)さんの「ユカイツーカイな怪物くんたちが、世界中から訪れる観光客に笑顔を運んでくれたらと思います」というメッセージが読み上げられ、藤子スタジオ(東京)の倉品雅一郎顧問らが加わって除幕した。

 早速、近所の住民らが興味津々の様子で見て回った。観光ツアーで愛知県から訪れた西川弘さん(67)は「昔、子どもたちが『怪物くん』を見ていたので懐かしい」と話した。

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