新潟県上越市のラーメン店などでつくる上越愛麺会は１４、１５両日、市内の「無印良品　直江津」で、ご当地ラーメン「雪むろ酒かすラーメン」を振る舞う上越愛麺祭を開く。

　同会は２０１８年から、毎年１０月に開かれる「越後・謙信ＳＡＫＥまつり」で、共同開発した雪むろ酒かすラーメンを提供してきた。しかし、今年のＳＡＫＥまつりは新型コロナウイルスの影響でオンライン開催したため販売できず、「地元の人に味わってもらいたい」と、独自にラーメンを振る舞う機会を設けた。

　提供するラーメンは「甘えび塩白湯（パイタン）麺」。上越市産の甘エビや米粉をふんだんに使ったとろみのあるスープが特長だ。ＳＡＫＥまつりの限定酒「車懸（くるまがかり）」の酒かすを使用している。

　午前１１時～午後６時。ラーメンは１杯８００円で、両日とも２００杯限定。上越地域の酒蔵とのコラボ企画が開かれるほか、１５日は上越高校料理部の「酒粕（さけかす）とんポタみそラーメン」が１５０杯限定（１杯５００円）で販売される。