「ふくい農林水産まるごとフェスタ」で、セイコガニの食べ方を学ぶ親子ら=11月14日、福井市の福井県産業会館

「ふくい農林水産まるごとフェスタ」で、セイコガニの食べ方を学ぶ親子ら=11月14日、福井市の福井県産業会館

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「ふくい農林水産まるごとフェスタ」セイコガニ食べ方教室や新蕎麦も 福井県産業会館、11月15日まで

福井新聞(2020年11月15日)

 福井の豊かな食をPRする「ふくい農林水産まるごとフェスタ」が11月14日、福井市の福井県産業会館で始まった。大勢の人が訪れ、セイコガニの食べ方教室などの体験コーナーや、新そばやジビエ料理が味わえるコーナーなどを通じて、地元の食の魅力や大切さを体感していた。15日まで。

 まるごとフェスタは、県の「ふくい味の週間(11月8~15日)」のメインイベントで県が毎年主催。生産者や加工業者、大学など約70団体が出展した。

 セイコガニの食べ方教室では、親子らが福井市漁協女性部のメンバーから助言を受けながら、甲羅に外子や内子、身などを盛りつけていた。映像で狩猟を疑似体験できるコーナーには人だかりができ、鹿肉のジビエ料理が振る舞われた。新そばや鶏の唐揚げなどのグルメコーナー、地場産野菜や海産物の販売、いちほまれやさかほまれなど県の食ブランドを紹介するコーナーも人気を集めていた。

 親子4人で初めて来場した女性(39)=坂井市=は「福井の食が詳しく紹介され、多くの店や体験コーナーもあるので、楽しみながら学べてとても良かった」と話していた。

 フェスタに合わせ、運送会社の富士運輸(本社奈良市)と県は、福井の食材のラッピングを施した大型トラックのお披露目式を同会場駐車場で行った。両側面と背面に、越前がにや若狭ぐじ、越のルビーなど7種類の食材とともに「食の國ふくい」の文字がデザインされている。

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