砺波平野を一望できるようになった今石動城跡

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今石動城跡から平野一望 小矢部市が樹木伐採

北日本新聞(2020年11月20日)

 小矢部市が市指定史跡「今石動城跡」の本丸跡付近で、2年がかりで進めてきた樹木の伐採が19日までに完了し、砺波平野を一望できるようになった。今石動城は天正13(1585)年に建てられた。加賀藩初代藩主・前田利家のおいの利秀が、城主として一帯に城下町を開き、小矢部の礎を築いた。

 本丸跡付近は、高さ十数メートルのスギが密集し、眺望を妨げていた。地権者2人の了解を得て、1880平方メートルのエリアで、スギ58本を含む樹木178本を伐採した。あいの風とやま鉄道石動駅やクロスランドおやべがはっきりと見えるようになり、好天の日は立山連峰まで見渡せるようになった。平野部からも、今石動城跡の位置を確認しやすくなった。

 市教育委員会文化スポーツ課は「より多くの人に訪れてもらい、今石動城跡を中心に小矢部の歴史を身近に感じてほしい」と話す。

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