新たに加わったフクイラプトルの恐竜モニュメントやアテンダントと出発前に記念撮影する子どもたち=11月22日、福井市のえちぜん鉄道福井駅

新たに加わったフクイラプトルの恐竜モニュメントやアテンダントと出発前に記念撮影する子どもたち=11月22日、福井市のえちぜん鉄道福井駅

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新恐竜電車で探検!迫力2体追加 福井県・えち鉄

福井新聞(2020年11月23日)

 福井県とえちぜん鉄道は11月22日、勝山永平寺線の観光特別列車「きょうりゅう電車」をリニューアルし、福井県民限定で特別運行した。探検隊風のコスチュームを着た恐竜アテンダントが新たに乗車し車内を盛り上げ、2体追加された恐竜モニュメントは「本物みたい」と親子らの写真スポットとして人気を集めた。

 福井駅から勝山駅へ行く「きょうりゅう電車」は2014年度に始まり、ゴールデンウイークや夏休みなど年間約25日運行している。新型コロナウイルスの影響で、この日は昨年夏以来の運行となった。

 これまでのティラノサウルス1体に加え、フクイラプトルとトリケラトプスの迫力ある2体を新設。車内上部の画面10台では県立恐竜博物館の見どころを紹介する特別映像を流し、アテンダントが恐竜クイズを出し、旅を盛り上げた。

 福井駅での出発式でえち鉄の豊北景一社長が「アテンダントともお話をしながら、楽しいひとときを過ごしてください」とあいさつし、事前予約した親子ら約30人が乗車。座席のヘッドレストにも恐竜のキャラクターが描かれており、勝山市の中学1年、齋藤恵吾さん(12)は「初めて乗るが、座席も恐竜だしとても楽しみ」と話していた。親子らは勝山駅へ到着後、バスで恐竜博物館へ向かった。県外客を含めた運行は来年春に始めたい考え。

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