合格祈願や災いよけのお守り、絵馬などを祭壇に供えて行われた神事=氷見市胡桃

合格祈願や災いよけのお守り、絵馬などを祭壇に供えて行われた神事=氷見市胡桃

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合格へ「滑らない神社」のお守りを 氷見

北日本新聞(2020年11月25日)

 氷見市の胡桃(くるみ)自治会(谷内田重次会長)は24日、「滑らない神社」として知られる地元の胡桃火神社で合格祈願や災いよけのお守りに関する神事「御霊遷(みたまうつ)しの儀」を行った。

 胡桃地区では過去に何度も地滑りが起きたが、集落が壊滅状態になった1964年を含め神社は無事だった。縁起がいいことに着目した自治会が2007年から境内の神木を利用し、お守りと絵馬を作っている。

 この日は、お守り2種計370個と絵馬55枚に加え、地元で収穫した新米(1・8キロ)18袋を合格祈願米として祭壇に供え、住民らが集まり神事を行った。

 お守り、絵馬は各千円、合格祈願米は2千円(いずれも税込み)。25日から同神社境内とJA氷見市八代支所で販売する。県外から求める人もおり、昨季は1月中旬で完売した。事務局の森昭市さん(72)は「新型コロナの影響で出足が鈍らないか心配」と話した。

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