白山市瀬波の市研修交流館「白山里(はくさんり)」に30日までに、伝統工芸品「加賀獅子頭」がお目見えした。魔よけや厄払いの縁起物としてロビーで利用者を出迎え、新年の幸福を祈願する。
展示された獅子頭は「知田工房」(同市八幡町)の初代知田清雲さんが手掛けた。縦約40センチ、横約60センチで加賀獅子の勇猛な表情が生き生きと表現されている。
コロナ禍を受け、疫病退散の願いを込め、地元白山の伝統工芸品である獅子頭を飾り付けた。
1月末までで、吉川光久総支配人は「獅子頭で邪気を払い、良い新年を迎えてほしい」と話した。同館は31日~1月3日は正午からの営業となる。