愛らしい姿で鳥居をくぐるオウサマペンギン=1月3日、福井県坂井市の越前松島水族館

愛らしい姿で鳥居をくぐるオウサマペンギン=1月3日、福井県坂井市の越前松島水族館

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ペンギンかわいく厳かに 坂井市の水族館で恒例の「初詣」

福井新聞(2021年1月4日)

 福井県坂井市の越前松島水族館で、新春恒例のオウサマペンギンとフンボルトペンギンの「初詣」が行われている。ペチペチと音を立て愛らしく歩く姿が来館者を楽しませている。1月11日まで"分散参拝"する。

 オウサマペンギンの初詣は、体長約90センチの5羽が飼育スペースから広場内に設けられた神社まで約50メートルを歩いている。来館者が写真を撮ったり歓声を上げたりする中、風雪に負けず元気よく行進している。

 昨年末からの訓練の成果もあり、高さ約1・4メートルの鳥居をくぐると、数羽は階段をよちよちと上り神社に参拝。1日に家族で訪れた石川県の女児(5)は「歩く姿を近くで見られて、かわいかった」と話していた。

 オウサマペンギンは午前11時20分と午後3時10分、フンボルトペンギンは午後1時20分から初詣を行う。

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