米騒動を題材にした映画「大コメ騒動」を応援しようと、魚津市内の飲食店6店が映画の全国公開日に当たる8日から、各店で丼メニューを販売する。村椿晃市長が4日の定例記者会見で紹介した。
魚津が米騒動ゆかりの地であることをPRしようと、各店が合同で企画。米を使用▽女性スタッフの意見を反映▽県内食材を使用-の3点を満たした丼をそれぞれ考案した。
「かづみ野」(駅前新町)は「魚津のかあちゃん丼」を提供。真ダラの身と子を使い、子に米を食べさせたい母の思いを表現した。「銀河食堂 掛(かける)」(上村木)の「一汁三菜」はレンコン丼をはじめ、米俵の形の最中にひじき、豆を入れたメニューなどを提供する。販売は各店とも3月末までで、予約が必要な店もある。
村椿晃市長は「飲食店の取り組みを市としても応援したい」と話した。
◇この他の参加店▽カフェアンドアニモ(新金屋)▽浜多屋本店(末広町)▽Ranpo(釈迦堂)▽ぜんろく(同)