黒部峡谷鉄道(黒部市黒部峡谷口)は17日、宇奈月駅近くで車庫見学会を開いた。参加者は普段見られない車庫に入り、分解点検されているトロッコ電車を見学した。
トロッコが運休する冬の宇奈月温泉を活性化しようと初めて企画した。午前と午後に分け、計24人の親子連れらが参加した。
参加者は宇奈月駅からトロッコ電車に乗って車庫まで移動し、分解された車輪やギアなどを見学した。峡谷を通り抜けるトロッコの線路の幅が新幹線の半分であることなどについて、スタッフから説明を受けた。
子どもたちは「トロッコの中を見たのは初めて。こんなに大きなモーターがあるなんて」と興味深そうに話し、親子で写真を撮り合う様子も見られた。
見学会は、2月11日を除く同28日までの日曜と祝日に開く。予約は開催日の5日前までの平日に受け付ける。参加費は1人2千円(小学生同千円、未就学児無料)。申し込みは同鉄道、電話0765(62)1800。