解禁となったサクラマス釣りを楽しむ人たち=2月1日午前7時40分ごろ、福井県福井市六日市町の九頭竜川

解禁となったサクラマス釣りを楽しむ人たち=2月1日午前7時40分ごろ、福井県福井市六日市町の九頭竜川

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サクラマス釣り解禁、愛好家待望  福井県九頭竜川

福井新聞(2021年2月2日)

 「サクラマス釣りの聖地」として全国的に人気が高い福井県九頭竜川で2月1日、一部区域の釣りが解禁になった。川岸には早速、県内外の愛好家が立ち並び、さおを盛んに振っていた。

 サクラマスはヤマメが海に下って成長した魚で、2~4月ごろ産卵のために生まれた川に遡上(そじょう)する。銀色の美しい魚体や釣り上げる難しさから、釣り人の憧れの存在となっている。

 解禁となったのは福井市の高屋橋から北陸自動車道九頭竜川橋までの約10キロ。高屋橋付近には早朝から釣り人が集まりルアーを投げ込んでいた。釣り歴約20年の坂井市の男性は「釣れたときの達成感がたまらない。今年の目標は3匹」と意気込んでいた。

 九頭竜川中部漁協や釣り人によると、初日の釣果は今ひとつのもよう。遡上が増えるのは例年3月以降で、昨年はシーズン通して不調だっただけに、今年は回復が期待される。高屋橋の下流と九頭竜川橋の上流は16日に解禁となる。5月末まで。

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