七尾市の和倉温泉旅館協同組合は6日までに、同温泉のマスコットキャラクター「わくたまくん」をあしらったマスク「わくたまスク」の販売を始めた。必需品となったマスクで、和倉温泉をPRする。
マスクは大人用と子供用の2種類で1枚770円。子供用には笑顔や寝顔などさまざまな表情のわくたまくんが描かれている。大人用にはワンポイントでわくたまくんをあしらった。
マスクが入った袋は、マスクを外した際に保管するケースとしても利用できる。わくたまくんが疫病退散に御利益があるとされる妖怪アマビエに扮(ふん)したシールも付けた。
同組合は昨年8月にもわくたまくんのマスクを旅館などで配布。好評だったため、一般販売を決めた。同組合窓口や和倉温泉お祭り会館などで販売する。
担当者は「マスクは日常に欠かせないものになった。わくたまくんが付ける人の癒やしになってほしい」と話した。