石川県花き振興地域協議会は8日までに、県産フリージア「エアリーフローラ」を使ったフラワーアレンジメント作品を金沢駅観光案内所の窓口に飾った。今週末まで展示する。
2019年、ワールドフラワーアートコンテストで3位に輝いた小西拓さん(41)が手掛けた。ローズと白の対比が美しい「エアリーローズ」300本超をスポンジに差し、粒々の実をたくさん付けた「ボトルブラッシュリグローサス」やゼンマイを添えた。
小西さんは「エアリーフローラの優しいイメージと相反する、ごつごつした花材を選んだ。メリハリを楽しんでほしい」と話した。
現在は出荷時期(12~4月)のピークで、卒業、入学の時期を前に「旅立ちを祝う花」としてめでてもらおうと企画された。小西さんの作品は金沢港クルーズターミナル、香林坊アトリオにも展示された。