七尾市の道の駅「能登食祭市場」で10日、ひな人形展(北國新聞社後援)が始まる。8日に飾り付け作業が行われ、のと地区輝く女性の会の会員らが約600体を展示した。前列にはマスクをした男びなと女びなが並び、新型コロナウイルスが早く収まるよう願いを込めた。
1階のモントレー広場に高さ約4・5メートル、幅約3・5メートルの14段の特設ひな壇がつくられた。会員は市内外から寄せられた三人官女や五人ばやしなどを飾り、一足早く春の雰囲気を演出した。
地元の袖ケ江みなとこども園の年長児が手作りした、疫病退散の伝承がある妖怪「アマビエ」の紙人形も並んだ。3月7日まで。