障害物を新設、改良したスノーパークでジャンプを見せる利用客

障害物を新設、改良したスノーパークでジャンプを見せる利用客

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魅力アップぜひ牛岳へ スキー場に障害物・コース新設

北日本新聞(2021年2月13日)

 牛岳温泉スキー場(富山市山田小谷)は今季、ゲレンデ内の障害物やコースの一部を新設、改良した。記録的な雪不足により、営業日数が8日間だった昨季からの巻き返しを目指す。スノーボーダー、スキーヤーが多彩な楽しみ方をできるように工夫し、中澤栄三所長(57)は「残り1カ月、たくさんの人に来てもらいたい」と呼び掛ける。

 スキー場は市が特別会計で運営。今季の営業は昨年12月19日にスタートした。暴風の影響などでリフトの休止が数日あったものの、積雪に恵まれ、3月7日まで約70日間の営業を見込む。新型コロナウイルス対策として、リフトに並ぶ際にはマスクで口元を覆い、前後の間隔を空けるよう注意喚起。家族連れやカップルをはじめ、スキー学習での児童の利用が好調という。

 ゲレンデ内には「キッカー」と呼ばれるジャンプ台や、ボックス、レールなどの障害物がそろうエリア「牛岳スノーパーク」がある。昨季まではキッカー5台、ボックスとレールが各2台あった。今季は新たに台形と三角形のボックスを増やしたほか、一部のキッカーをサイズアップさせた。

 この他、半円筒状の坂を滑る「ハーフパイプ」を模した長さ約100メートルのエリアも整備。初心者でも滑りやすいなだらかなコースにした。スノーパークの担当者、岩田括人さん(35)は「幅広い世代の人に楽しんでほしい。これからも面白いものを考えていく」と話している。

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